ハートスタートHS1 AED |
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■命を救うためのデザイン 本体 |
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軽量・コンパクト! |
パッド・バッテリを装着した状態で重さわずか1.5kg |
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除細動電極パッド |
カートリッジ収納式のパッド(SMARTパッドカートリッジ)を採用。パッドと本体を一体化
専用のトレーニングパッドカートリッジ(オプション)をHS1に装着すると、救命スキル向上のためのトレーニングを行うことが可能
パッドカートリッジのレバーを引くと"電源ON" |
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心肺蘇生法(CPR)コーチング機能 |
CPR(胸骨圧迫や人工呼吸)を音声メッセージによってコーチング。突然の心停止が発生した方への救命処置をサポートします。>CPRコーチング機能を体験する! |
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高い効果〜スマートバイフェージック  |
小型であっても上位機種であるハートスタートFR2同様、二相性波形による独自の電気ショック技術「SMART Biphasic」が搭載されています。使う側だけでなく、除細動を受ける側にもやさしい設計となっています。 | | |
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■命を救うための使いやすさ |
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使い方は簡単 |
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まず、緑のハンドルを引くと"電源ON"。すると音声メッセージが流れます。このメッセージは、患者へのパッドの装着から電気ショックの実行に至るまで、プロセス全体を通してユーザーに操作手順を指示します。 |
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メンテナンス |
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毎日の自動セルフテストにより、使用可能な状態をキープ。使用できる状態であることを緑ランプの点滅で通知します。 | |
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■スペック |
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重量 |
1.5kg (バッテリおよびパッドカートリッジ装着時) 1kg
(バッテリおよびパッドカートリッジ非装着時) |
寸法 |
(幅) 21.0 (奥行) 19.0 (高さ) 7.0 cm |
電源 |
リチウム二酸化マンガン電池 |
付属品 |
スマートパッドカートリッジ・バッテリ・ユーザーズガイド・クイックリファレンスガイド・キャリングケース等 |
医療機器承認番号 |
21700BZY00426000 (高度管理医療機器/特定保守管理医療機器) |
製造販売業者 |
フィリップスエレクトロニクスジャパン | | |
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基本:使い方は3ステップ |
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STEP1 緑の「引く」と書かれているハンドルを引くか、電源スイッチを入れます。 |
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STEP2 音声ガイダンスに従って電極パッドを貼ります。音声ガイダンスに従って電極パッドを貼ります。 |
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STEP3 AEDが電気ショックが必要かどうか判断します。必要な場合は、ショックボタンを押すよう音声指示が出ます。 |
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<音声メッセージ> |
音声メッセージは、医療の知識のない、たまたまその場に居合わせた、蘇生方法について何もご存知ない方にも使っていただけるよう、まずは「服を脱がして下さい。 脱がしにくければ、破いてください」という音声で始まります。メッセージの流れるタイミングは、HS1が操作をする人の進み具合を察知して、 操作ステップに合わせた内容で電気ショックの実行に至るまで、プロセス全体を通じて操作している人をガイドします。 |
例えば、「黄色の台紙から1枚目のパッドをはがし・・・」と音声ガイダンスが伝えていても、パッドをはがすことが出来なければ、操作する人がパッドをはがし次の操作に進むまで、 機械が繰り返しその部分を音声でアナウンスします。 |
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<クイックショック> |
AHA※では心肺蘇生法についてのガイドラインが、5年ごとに改訂されます。
ガイドライン2005では、『出来るだけ早期から、十分な強さと十分な回数の胸骨圧迫(※2 心臓マッサージ
筆者注)が絶え間なく行われることが重要』と説かれています。
このため、たとえ除細動を行うためであっても、胸骨圧迫の中断(※3 除細動を行うためには感電を防ぐため、傷病者に触れていてはいけない)時間は出来るだけ短いことが望まれます。
胸骨圧迫中断後、AEDのショックが必要かどうかを判断し、必要な場合はそのための充電を開始しますが、これらのことを行うために多少の時間がかかります。
フィリップス ハートスタートAEDでは、AHAの推奨する10秒以内にこれらの作業を行うことが可能なため、10秒以内にショックを行うことが可能です。
これにより胸骨圧迫の中断時間を、出来るだけ短く保つことが可能です。 |
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※AHA(American Heart Association :
アメリカ心臓協会)
「心血管疾患、脳血管疾患による死亡と後遺症を軽減すること」を使命とする権威ある団体。心疾患を研究する世界各国のドクターが参加する総学会を年1回主催し、
心血管疾患、脳血管疾患に関する多くの研究発表が行われる。
5年ごとに改訂されるAHAガイドラインには突然心停止に関する項目も含まれ、様々な研究結果をもとに、もっとも救命効果の高い方法がガイドラインとして出される。 |
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<ショックキャンセル機能> |
AEDが解析を始め、「ショックが必要」と判断した場合、AEDはショックのための充電を始めます。
ところが、この充電が始まってから心臓が正常な状態に戻ることが、稀にあります。
ハートスタートは、充電を始めてからも常に心臓の状態を解析し続けているため、このような場合にも「心臓が正常に戻った」ことをすぐさま察知し、
ショックが打てないようにショックをキャンセルする機能がついています(ショックがキャンセルされると、'ショックをキャンセルしました'と音声ガイダンスで知らせてくれます)。
このため、医療の知識のない方が、このような万が一のケースに遭遇した場合でも、正常な心臓に誤って電気を流すことがないような仕組みになっています。
※機械が'ショックは不要'と判断した場合は、ショックボタンを押しても電気は流れません。 |
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<自動セルフテストにより、常に使用可能な状態をキープ> |
・毎日のセルフテストにより電子部品、サブシステム、バッテリをチェック
・パッド・カートリッジが正しく装着されているか、正常に動作しているかをセルフテストによりチェック |
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<AEDに求められる条件> |
AEDは、いつどこで発生するかわからない心停止に備えるための機械であり、それを操作する可能性のある人を特定することは困難であると考えられます。
そのため、「誰でも」「簡単に」「安心して」「安全に」使うことが出来ることが重要な条件となります。 |
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